月別アーカイブ: 2014年11月

2014年11月29日 リュートお稽古

CIMG44971

・イチイの裏板はヴィブラートをかけやすい。象牙は全然かからない。
・象牙の裏板は0.8mmしかない。(透けて見えた)
・堅い材料の楽器(象牙、黒檀、ローズウッド等)は特に張力を落とした方がよく鳴る。

・「どのようにテンポを揺らせば?」「自然に歌ってみて判断する」
・中声部が続いているなら、たとえ上声部がフレーズの始まりでも間を空けない。
・和声として解決しているなら、仮に旋律の途中でも、そこはしっかりと間をとる。
・フェルマータの前後は何かしよう。でもフェルマータまでを遅くして、さらに遅く始めるのはちょっとグドい。
・「”La Galante” という表題は、華麗な、という意味?」「いや”La”が付いているから人物を指す。”気取った婦人”という感じかな。男勝りというか。」
・メヌエットには、ロンドに近いものもある。そうなるとテンポも速いし、前打音も短い。

【禅茶】
・客から見て、柄杓を持っている手が、柄杓の延長のように見えるのが望ましい。
・置柄杓、番え柄杓では、あまり前傾すると手が曲がって見えるため良くない。
・切り柄杓では、最初にしっかり前傾するが、手を降ろしながら自然に姿勢を戻す。(そうすると手が柄杓の角度と同じにできる)
・お茶は茶筅を速く漕いでも細かく泡立たない。表面をゆっくり漕ぐと良い。
・袱紗扱いの終わりに左での手刀で切った後、そのまま自然な流れで膝へ。

広告

2014 秋のLGSリュートセミナーに参加して

2014 秋のLGSリュートセミナーに参加してきました。ヴァイスで受講しましたが、勉強になるうえ、いろいろな方と懇親でき、楽しい時を過ごしてきました。とりあえず学んだこと箇条書き。

・強弱はpowerではなく、長短で表現する。
・速いパッセージは小さく、ゆっくりした箇所はしっかりと歌う。
・パッサカリアはテンポを一定に。(僅かな揺れはOK)
・顎を引いた姿勢を心がけよう。
・右手の位置は、もう少しブリッジ寄りに。
・スラーの箇所で焦らない。
・装飾は「そのポジションの形」で行う。無理はしない。


t02200314_0224032013089270989

上記セミナーを素晴らしい歌声と伴奏で受講された、渡部光子さん(ソプラノ)、秋山幸生さん(リュート)のコンサートが下記のように開催されます。秋山さんの使用楽器はマルティン・デ・ヴィッテの8コース・ルネサンス・リュートに総ガット弦!です。

◎2014年11月15日(土) 開演 19時30分
場所:東福山福音ルーテル教会  福山市幕山台8−13−10
全席自由:前売2500円 当日3000円

◎2014年11月16日(日) 開演 14時
場所:ギャラリーカフェ「風の時計」 福山市箕島町6585
12名限定 4000円 (ワンドリン付き)

渡部光子さんのブログ
http://ameblo.jp/koewatakaramono/

秋山幸生さんのブログ
http://lutebaroqueguitar.blog.fc2.com/

佐藤豊彦氏お弟子さんのCD アンナ・コワルスカ Anna Kowalska

アンナ・コワルスカ Anna Kowalska 公式サイト


Anna Kowalska「la brebis galante ~ French baroque lute」

s-coverDisque s-programmeDisque

【レーベル・型番】
anselmuse 2012rg250312

【使用楽器】
Philippe Mottet-Rio(Anselmus)製作バロック・リュート(おそらく総ガット弦)

【収録曲】

Jacques Gallot , Chaels mouteon , Robert de Visee , Antoine Forquray , Marin Mares

【解説】
スイスの製作家集団アンセルムスの販促CDであり、アンナ氏のソロ・デビュー盤。フォルクレとマレの作品はアンナ氏による編曲です。アンナ氏は夫婦で「Luteduo」として活発に活動されており、CDも多く、youtubeにも公式チャンネルがあります。このCDも「Luteduo」公式サイトで紹介され、試聴もできます。現在、アンナ氏は全ての音楽活動を総ガット弦で行われていますが、この録音には特に使用弦についての記載はありません。
2008年の東京でのソロ・リサイタルの際に、佐藤豊彦氏がアンナ氏を紹介した一文がありますので、掲載いたします。『若くて美しいロシアのリュート奏者アンナ・コワルスカは、オランダのハーグ音楽院における小生の最後の弟子です。実は彼女が卒業する前に小生がその職を退官してしまったのですが、現在に至るまで個人レッスンを通して、師弟関係が繋がっています。彼女はハーグ音楽院における最後の弟子というだけでなく、おそらく最高の才能を備えた人でもあります。それも特にバロックリュートにおいてバッハを演奏する時、顕著に表れるようです。これほどまでに簡単そうに、それでいて音楽的に、バッハを演奏できるリュート奏者は非常に稀です。』

佐藤豊彦氏お弟子さんのCD アントン・ビルラ Anton Birula

アントン・ビルラ Anton Birula 公式サイト


Anton Birula「S.L.Weiss J.S.Bach」

s-Anton1 s-Anton2

s-Anton3

【レーベル・型番】
Luteduo

【使用楽器】
リチャード・バーグ2010年製作13コース・バロック・リュート

【収録曲】

SILVIUS LEOPOLD WEISS

Sonate N23 in f#-minor
1. Prelude
2 .Allemande
3. Courante
4. Bouree
5. Sarabande
6. Menuet
7. Presto

JOHANN SEBASTIAN BACH

Suite BWV 1012 in D
8. Prelude
9. Allemande
10. Courante
11. Sarabande
12. Gavottes I&II
13. Gigue

【解説】
アントン氏は夫婦で「Luteduo」として活発に活動されており、CDも多く、youtubeにも公式チャンネルがあります。このCDも「Luteduo」公式サイトで紹介され、試聴もできます。また、Youtubeにはプロモーション映像も公開されています。現在、アントン氏はガット弦と合成樹脂の弦を併用して活動していらっしゃるようですが、この録音では、合成樹脂の弦(+金属巻弦)を使用されているようです。

佐藤豊彦氏お弟子さんのCD リュート・デュオ Luteduo (Anton Birula + Anna Kowalska)

リュート・デュオ Luteduo (Anton Birula + Anna Kowalska) 公式サイト


Luteduo「BAROQUE INSIGHT」2011年録音

s-ins1 s-ins2

s-ins3 s-ins4

【レーベル・型番】
Luteduo

【使用楽器】
Philippe Mottet-Rio(Anselmus)2001年製作バロック・ギター
クラウス・ヤコブセン2001年製作テオルボ
マルティン・デ・ヴィッテ2008年制作テオルボ

【収録曲】
Girolamo Kapsberger (1580-1651)
1 Kapsberger
2 Canario

Alessandro Piccinini (1566-1639)
3 Chiaconna in Partite Variate

Santiago de Murcia (1682-1740)
4 Marionas
5 Folias Galegas

Gaspar Sanz (1640-1710)
6 Rujero & Paradetas
7 Tarantellas
8 Canarios

Francesco Corbetta (1615 – 1681)
9 Caprice de Chaconne

Robert de Visee (1650 – 1725)
Pieces in d:
10 Prelude
11 Allemande
12 Courante
13 Sarabande
14 Gigue
15 Chaconne in G

Antoine Forqueray (1672 – 1745)
16 La Regente
17 La Tronchin
18 La Angrave
19 La Morangis ou la Plissay

【解説】
アントン氏とアンナ氏は夫婦で「Luteduo」として活発に活動されており、CDも多く、youtubeにも公式チャンネルがあります。現在、アントン氏はガット弦と合成樹脂の弦を併用、アンナ氏は総ガット弦で活動していらっしゃるようですが、このCDの解説書の写真では、いずれも合成樹脂の弦(+金属巻弦)を張っているようです。解説書の文章は同じく佐藤豊彦氏のお弟子さんであるアール・クリスティ氏(英語)です。
下記にも同タイトルのCDがありますが、そちらはおそらく廃盤になったのでしょう。曲を半分ほど重複させて再録音しているようです。

 


Luteduo「BAROQUE INSIGHT」2003年録音

s-IMG103_0013 s-IMG103_0014

【レーベル・型番】
Luteduo

【使用楽器】
Milhail Fdchenko 2002年製作バロック・ギター
クラウス・ヤコブセン2001年製作テオルボ

【収録曲】
Alessandro Piccinini (1566-1639)
1 Chiaconna in Partite Variate
2 Toccata Chromatica(theorbo solo)

Girolamo Kapsberger (1580-1651)
3 Toccata “Arpeggiata”(theorbo solo)
4 Kapsberger

Santiago de Murcia (1682-1740)
5 Folias Galegas

Gaspar Sanz (1640-1710)
6 Rujero & Paradetas
7 Passacalles(baroque guitar solo)
8 Tarantellas(baroque guitar solo)
9 Canarios

Francesco Corbetta (1615 – 1681)
9 Caprice de Chaconne

Robert de Visee (1650 – 1725)
10 Chaconne in G
Pieces in d:
11 Prelude
12 Allemande
13 Courante
14 Sarabande
15 Gigue

F.Couperin(1668-1733)
16 Les Baeeicades Misteriouses

Antoine Forqueray (1672 – 1745)
17 Chaconne”La Buisson”

【解説】
アントン氏とアンナ氏は夫婦で「Luteduo」として活発に活動されており、CDも多く、youtubeにも公式チャンネルがあります。現在、アントン氏はガット弦と合成樹脂の弦を併用、アンナ氏は総ガット弦で活動していらっしゃるようですが、このCDでは特に使用弦についての言及はありません。
上記にも同タイトルのCDがありますので、こちらはおそらく廃盤になったのでしょう。曲を半分ほど重複させて再録音しているようです。
LGS会報に掲載されたCD評をご紹介します。『アレッサンドロ・ピッチニーニ、ジロラモ・カプスペルガー、サンティアゴ・デ・ムルシア、ガスパル・サンス、ロベール・ド・ヴィゼー、フランソワ・クープラン、アントワン・フォルクレらの作品が演奏されている。独奏曲数曲を除き、全てバロックギターとテオルボの為に編曲されている。テオルボの低音域がギターの高音域や和音の掻き鳴らしとあいまって、これら二つの楽器は、撥弦楽器のオーケストラとも言うべき豊かで変化に富む響きをかもし出している。編曲の中では、ロベール・ド・ヴィゼーの作品のものが、特に優れている。その他の編曲には、時に、現代のポップやフォークソングにでも出てきそうなメロディーや和声が現われ、原曲からひどくかけ離れたものもある。その理由を彼らは解説書の中で、「それぞれの音楽が持つ、自然な雰囲気を再現したかった。」と説明しているが、皆さんはどう感じられるだろうか。詳細や注文は、彼らのホームページまで。何曲かは、試聴も出来る。』

 


Luteduo「Baroque Lute Duets」2002年録音

s-IMG103_0011 s-IMG103_0012

【レーベル・型番】
Luteduo

【使用楽器】
リチャード・バーグ2001年制作のバロック・リュート(ブルクホルツァー・モデル)
マルティン・デ・ヴィッテ1999年制作のバロック・リュート(ブルクホルツァー・モデル)

【収録曲】
Ennemond Gaultier (1575 – 1651)
Canaries

William Lawes (1602 – 1645)
DUET B – dur
Alman for 2 Lutes | Corant I for 2 Lutes | Corant II for 2 Lutes

Francois du Fault (?-?)
DUET c-moll
Allemande | Courante | Sarabande | Gigue

Adam Falckenhagen (1697-1761)
DUET F-dur
Largo | Allegro | Tempo guisto

Joachim Bernhard Hagen (1720-1787)
Duet c- moll
Allegro | Amoroso | Presto

Marin Marais (1656-1728)
Allemande & Gavotte d – moll | Chaconne G-dur

【解説】
アントン氏とアンナ氏は夫婦で「Luteduo」として活発に活動されており、CDも多く、youtubeにも公式チャンネルがあります。現在、アントン氏はガット弦と合成樹脂の弦を併用、アンナ氏は総ガット弦で活動していらっしゃるようですが、このCDでは特に使用弦についての言及はありません。
LGS会報に掲載されたCD評をご紹介します。『ロシアの会員でデュエット奏者でもあるアンナ・コワルスカとアントン・ビルラが二枚のCD を出した。バロックリュート、バロックギター、テオルボの為の作品で、彼ら自身による新たな編曲も含まれている。「バロックリュート・デュエット」には、エネモン・ゴルティエ、デュフォー、ウィリアム・ローズ、マラン・マレ、アダム・ファルケンハーゲン、ヨアヒム・ベルンハルト・ハーゲンの作品が収められ、アンナもアントンも確かな技巧で息のあった演奏を披露している。解釈は重くならず、活気がある。ヴィオラ・ダ・ガンバの作曲者マラン・マレの作品の編曲は趣味よく仕上げられており、数少ないバロックリュートのデュエットのレパートリーにとって、非常に有難いことである。』