月別アーカイブ: 2014年12月

2014年12月29日 リュートお稽古

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・低音弦を弾く時に手首を振らない。指の開きだけで弾く。
・1~6コースが窮屈に感じるのは良くない。そこが自然に弾ける位置から親指を伸ばそう。
・親指は直前に移動させず、必ず前もって移動させておこう。音楽が流れるし、間違っていた場合の修正する時間も取れる。
・親指は移動させた瞬間に力を抜く。力を入れたままだとそのまま弾きたくなってしまう。
・事前に親指を移動させることが自然にできるようになれば、バロック・リュートはマスターしたも同然。

・フレーズの終わりだからと、どこでも間を取らない。明らかにブレスする箇所以外は「フレージングは理解しているよ」という顔をして?自然に流す。
・運指の関係上、突然オクターブ上がる箇所がままある。鍵盤ではあり得ないがリュートでは多い。あまり深刻な意味付けはしない。

・リチャード・バーグは、表面板裏のバーに、もう一枚表面板を作れるような同じクオリティの木材を使用している。(大抵の製作家は表面板を切り取った脇を使用する。)
・リチャード・バーグの楽器は「製品」ではない。楽器を受け取りに行くと、「子ども」を手放すように寂しそうにする。

【禅茶】
・双手礼の時に、真下を見て頭を下げると背中が曲がる。少し前を見よう。
・襖を閉めるために振り返る際は、一旦足をまっすぐ進めて、踵を支点に足を回して掛ける。そうすると跪座の前に足を引く必要がない。
・柄杓は右手の人差し指の先が節のあたりに来るように持つ。(今までは先に行き過ぎ)
・茶入の回し拭きは、完全に一回転させなくても八割方拭けばよい。その方がその後正面を向けて置きやすい。
・四方捌きはを始める際には左膝の上へ。ゆっくりと行い、両手を緩める際は少しの動きでよい。
・柄杓からお湯を落とす際に、ゆっくりとはいえ合の後ろからずっと垂れるのは良くない。音が悪くなる。

イストヴァン・コーニャ Istvan Konya 『リュートの歴史』『ルネサンスリュート教則本』

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佐藤豊彦氏の高弟であり、ハンガリーのリュート奏者イストヴァン氏が、 『リュートの歴史』と『ルネサンスリュート教則本』を出版されました。

公式サイト
http://www.lant.hu/

いずれも表紙は彼の所有するニコーのルネサンス・リュートでしょうか。サイトを覗くと、カラー図版の多い素敵なサンプルを見ることができます。裏表紙には”Toyohiko Satoh”の名もあり、おそらく推薦文か何かでしょう。ハンガリー語なので全く解りません。

イストヴァン氏の録音は当サイトでも紹介しています。
佐藤豊彦氏お弟子さんのCD イストヴァン・コーニャ Istvan Konya

 

所有楽器

13コース・バロック・リュート

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作家 リチャード・バーグ Richard Berg(Ottawa,Canada)
製作年代 1993年
弦長 68cm (72, 77, 82, 87 cm)
モデル Hans Burkholzer 1596 / Tomas Edlinger 1705
表面板 スプルース
裏板 リオグランデパリサンダー

 

 


6コース・ビウェラ

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作家 マルティン・デ・ヴィッテ Martin de Witte(Den Haag, The Netherlands)
製作年代 2004年
弦長 59.5cm
モデル La vihuela du musée Jacquemart-André & LuisMilan “El-Maestro (1536)”
表面板 スプルース
裏板 イチイ

6コース・ルネサンス・リュート

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製作家 マルティン・デ・ヴィッテ Martin de Witte(Den Haag, The Netherlands)
製作年代 2009年
弦長 55cm
モデル ハンス・ホルバイン作の絵画『大使たち』 Hans Holbein『The Ambassadors』(1533)
表面板 スプルース
裏板 バーズアイ・メイプル

2014年12月7日 リュートちょっとお稽古

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・11コースと13コースでは、楽器のコンセプトが全く違う。
・13コースは歌うことに主眼が置かれてるので、高音の伸び、低音の重量感などもある程度欲しい。
・11コースのオリジナルは低音が非常に弱い。ずっと残っては「語り」の邪魔。
・「枯れた響き」だけはお金を出しても買えない。20,30年前に製作された銘器を探せ!?

・「強拍に親指と(中指ではなく)人差指を使うことも?」「旋律ではなく分散和音と捉えられる箇所はどんどん使ってよい。」
・Weissは薬指の使用をただの一箇所も指定していない。人差し指を滑らせて弾こう。
・過去に書いたバロック・リュート教則本の(薬指の指定箇所はもちろん)右手の指番号は全て無視して下さい。