ごあいさつ

ここは、リュート愛好家のWebsite「朝歌」です。リュートとは上の絵画にあるような弦楽器で、かつてヨーロッパで大流行したものです。

ちなみに、プロのリュート奏者である佐藤豊彦氏の情報も掲載しておりますが、ご本人の公式サイトというわけではありません。(許諾はいただいております。)佐藤豊彦氏にコンタクトを取りたい場合は、Lute and Early Guitar Society Japanか、同協会事務局長の櫻田亨氏にご連絡ください。

私にご連絡・お問い合わせいただける方は、ご連絡・お問い合わせフォームより送信してください。

 

佐藤豊彦氏 リサイタル・コンサート・講習会情報

2017.10.9  福岡 LGS佐藤豊彦・櫻田亨リュートセミナー
(うきは市吉井町えくぼ喫茶)
2017.10.26  長崎 佐藤豊彦・ワルター・ヴァン・ハウヴェ・山田千代美「幽玄」コンサート
(平戸 オランダ商館)
2017.11.4  東京 弦楽器フェア2017 佐藤豊彦氏試奏出演
2018.1.20-21  名古屋 レクチャー&コンサート 「リュートの悦楽」
2018.4.22  九州LGSリュートセミナー(詳細未定)
2018.5.17  東京 佐藤豊彦バロック・リュート・コンサート
(14:00より 初台 近江楽堂)
2018.6.1-3  日光 LGS佐藤豊彦リュートセミナー(詳細未定)

佐藤豊彦 バロック・リュート・ソロ新譜  2017年秋発売予定

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2018年1月20日 名古屋 レクチャー&コンサート 「リュートの悦楽」

【日時】2018年1月20日 13:00開演
【会場】スタジオ・フィオリーレ 名古屋市中村区鳥居西通1-51
【入場料】
一般前売 3,000円
一般当日 3,500円
賛助会員 2,500円(前売、当日共)
公開レッスン聴講 2,500円(要予約)
フリーパス 4,500円(期間中の入退場自由券)

【お問い合わせ等】東海バロックプロジェクト
https://www.tokai-baroque-project.com/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88/%E4%B8%BB%E5%82%AC-%E5%85%B1%E5%82%AC%E5%85%AC%E6%BC%94/2018-01-20-%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC-%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88/

2017年11月4日 東京 2017弦楽器フェア 佐藤豊彦氏試奏出演

2017弦楽器フェア特設サイト http://jsima.jp/fairinfo/fair2017/fairinfojp2017.html

【日時】2017年11月4日
【会場】科学技術館 東京都千代田区北の丸公園2-1
【入場料】1,000円(弦楽器フェアへの入場料のみ)
【お問い合わせ等】日本弦楽器製作者協会

※佐藤豊彦氏は出展の日本人製作家の楽器を試奏予定

2017年10月9日 Lute & Early Guitar Society of Japan 佐藤豊彦リュートセミナー(福岡)

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リュート&アーリーギターソサエティ・ジャパン 第53回 リュートセミナー

<佐藤豊彦氏による公開レッスンと櫻田亨氏によるリュート・コンソート>

【日時】
2017年10月9日(月祝) 
10:00~10:50 佐藤豊彦氏による公開レッスン 1組目
10:50~11:40 佐藤豊彦氏による公開レッスン 2組目
11:40~12:30 佐藤豊彦氏による公開レッスン 3組目
(12:30~13:30 昼食休憩)
13:30~17:00(休憩を挟みながら)櫻田亨氏によるリュート・コンソート指導
17:00~17:30 受講生コンサート
18:00~ 懇親会
 
【場所】
「Coffee House ekubo」福岡県うきは市吉井町212
http://ww4.et.tiki.ne.jp/~ekubo001/
※LGS会員の堀江一彦さんのお店で、ご厚意で使用させて頂きます。
JR久大本線(ゆふ高原線)筑後吉井駅の目の前です。
お店の前の駐車場のほか、お隣の田村歯科クリニック、吉井駅の駐車場にも停めることができます。

 

【受講料】
・佐藤豊彦氏による公開レッスン 1組 会員12,000円 会員外14,000円

・櫻田亨氏によるリュート・コンソート 1人 会員5,000円 会員外7,000円
(佐藤豊彦氏の公開レッスンを受講後、さらにリュート・コンソートも参加の場合は 2,500円)

・聴講のみ 会員1,000円 会員外 3,000円

・懇親会参加費はお店で実費精算予定

 
※リュート・コンソートは、「The Frog Gailliard」等のルネサンス時代のアンサンブル音楽を予定しています。ルネサンスリュートはもちろん、バロックリュートやアーチリュート、テオルボの他、歌、リコーダー、ヴィオール、ルネサンス&バロックギター、19世紀ギター等でも参加いただけますが、選曲と編曲の都合上、使用楽器は早めにお知らせ下さい。ピッチはa=415Hzの予定で、a=440Hzの楽器をお使いの方は、当日半音下げて調弦していただくことになります。

 

【申込方法】
下記の「お申し込みフォーム」にてお申込みください

 

2017年6月24日 リュートお稽古

・「この低音、オリジナルからオクターブ下げて弾いていましたが、やはりオリジナル通りが良さそうですね。」
・「ここは低音が2オクターブも飛んでいますね。これがリュートです。鍵盤楽器では絶対にありえませんね。」
・「ローポジションで弾けるのに、わざわざハイポジションで弾いています、次のフレーズと差を付けたかったのでしょう。これもリュートならではです。」
・「このサラバンド付点のリズムを絶え間なく刻むつもりで弾いた方がいいでしょう。細かい表情にこだわり過ぎない。」
・「このメヌエットの前打音。次の拍(2拍目)の低音と同時に指を放してみては?」「面白いですね。難しいですが。」「慣れれば簡単です。」
・「このジーグは付点がちょこちょこ入っていますの、そこまで早いテンポではありません。古いフランス風のカナリーとジーグを混ぜたんでしょう。」
・「速く2回弾くより、ゆっくりと1回弾いて、練習してください。」

 

【禅茶】
・洗い茶巾の仕込みは、耳が茶碗から少し出るように。
・蓋置に茶巾を置く際は、耳がしっかり出て開いているとよい。白い兎が飾られていて、客が涼しく感じるように。
・茶巾を絞る際は指先だけを使ってください。
・柄杓から湯や水を注ぐ際は、ぞんざいにせず、丁寧に一定量を注ぐつもりで。
・全ての所作が早すぎます。ゆっくりと稽古してください。

佐藤豊彦氏 リュート重奏CD

「ネーデルランドのリュート音楽」2016年4月録音

【レーベル・型番】
Nostalgia Nostalgia-1601

【使用楽器】
リチャード・バーグ製作d”トレブル・リュート(総ガット弦・ダブルフレット)
マルティン・デ・ヴィッテ製作a’アルト・リュート(総ガット弦・ダブルフレット)
リチャード・バーグ製作g’アルト・リュート3台(総ガット弦・ダブルフレット)
マルティン・デ・ヴィッテ製作g’アルト・リュート(総ガット弦・ダブルフレット)
デイヴィッド・ルビオ製作バス・リュート(総ガット弦)

【収録曲】
I.H.(1646年-1649年出版):夜鳴き鶯I&II(三重奏)
ヴァレ(1616年出版):ブーレ(アルトリュート)
ヴァレ:偉大なる軍神マース(三重奏)
ヴァレ:軍神マースのクーラント(三重奏)
ヴァレ:舞踏劇(三重奏)
ヴァレ:その週のある日(三重奏)
ヴァレ:イタリアのパッサメッツォとそのガリアード(アルトリュート)
ファレーズ(1552年出版):クラロス伯爵の主題による変奏曲(二重奏)
ファレーズ:ガリアード(二重奏)
ファレリウス(1626年出版):イギリスの流行り歌「マルシムス」(バスリュート)
スヴェーリンク:ファンタジア(二重奏)
ティシウス手稿(1666年頃):ダウランドの「彼女は許してくれるだろうか」(二重奏)
ティシウス手稿:パッサメッツォ「ロマネスカ」とそのガリアード(三重奏)
ティシウス手稿:ゾルジのパッサメッツォ(三重奏)
ティシウス手稿:戦いのブランル(三重奏)
ファン・デン・ホーフェ(1601年出版):オランダの民族舞踏(トレブルリュート)
アドリアンセン(1584年出版):「我が心の叫び」~コンヴェルシ原作(三重奏)
アドリアンセン:「おお、ヴィラネッラ」~ワルラン原作(三重奏)
アドリアンセン:「聖母の慈悲」~ラッソ原作(三重奏)
アドリアンセン:「貴女を見る時」~ワルラン原作(三重奏)
アドリアンセン:オレンジ公のアルマンド「現オランダ国歌」(バスリュート)
アドリアンセン(1592年出版):変奏付ブランル(三重奏)

【解説】
佐藤豊彦、櫻田亨、佐藤美紀の三氏によるネーデルランドのリュート音楽。二重奏と三重奏が主ですが、それぞれ1曲ずつのソロもあります。解説文は佐藤豊彦氏によるものです。(英訳は美紀さん。ちなみに、ジャケット等のデザインも全て美紀さんが担当されています。)録音は「CARPE DIEM」のJonas Niederstadt氏。レコード芸術特選盤。

CD発売コンサートのチラシへのリンク
http://eplus.jp/images/20170309144551003.pdf


 「2.4.3(Duet for Three)~3台のリュートによるデュエット」2012年3月録音

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【レーベル・型番】
Nostalgia Nostalgia-1201

【使用楽器】
リチャード・バーグ製作8コース・ルネサンス・リュート(総ガット弦・ダブルフレット)
リチャード・バーグ製作8コース・ルネサンス・リュート(総ガット弦・シングルフレット)
マルティン・デ・ヴィッテ製作8コース・ルネサンス・リュート(総ガット弦・ダブルフレット)

【収録曲】
作者不詳:女王のメロディー
作者不詳:2つのレッスン
作者不詳:グリーンスリーヴズ
作者不詳:さあ、狩りだ!
作者不詳:夜鳴き鶯
ダ・ミラノ:カノン
ダ・ミラノ:バスダンス(スパーニャ)
ガリレイ:対旋律 第1番
ガリレイ:対旋律 第2番
ロビンソン:鐘の20の響き
ロビンソン:易しい旋律
ロビンソン:あそび
ロビンソン:眠りに就く女王
ジョンソン:フラット・パヴァーン
ジョンソン:フラット・ガリアード
作者不詳/佐藤豊彦編:死神の踊り
ダウランド:さあ、もう一度
ダウランド:ウィローヴィ卿の帰還
J.S.バッハ/佐藤豊彦編:インヴェンション第1番
J.S.バッハ/佐藤豊彦編:ブーレ
J.S.バッハ/佐藤豊彦編:メヌエット

【解説】
佐藤豊彦、櫻田亨、佐藤美紀の三氏が弾き分けたデュエット集。解説文は佐藤豊彦氏によるものです。(英訳は美紀さん。ちなみに、ジャケット等のデザインも全て美紀さんが担当されています。)録音は「CARPE DIEM」のJonas Niederstadt氏。楽譜もLGSより同時出版されています。

 


 「歩み~2台のバロックリュートによるドイツ音楽」 2008年9月録音

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【レーベル・型番】
Nostalgia Nostalgia-0801  CARPE DIEM CD-16275

【使用楽器】
リチャード・バーグ2005年製作13コース・バロック・リュート(総ガット弦)
マルティン・デ・ヴィッテ2004年製作11コース・バロック・リュート(総ガット弦)

【収録曲】
Silvius Leopold Weiss (1686-1750)
組曲第3番 ニ短調(抜粋)
Suite No. 3 in D minor (excerpts)

1. II. Un poco andante
2. III. La Badinage
3. IV. Le Sicilien
4. VI. Menuet
5. VII. Gigue

Corigniani
2つのリュートのための協奏曲 変ロ長調
Concerto for 2 Lutes in B flat major

6. I. Introduzzione
7. II. Adagio
8. III. Allegretto
9. IV. Allabreve (Fuga)

Silvius Leopold Weiss (1686-1750)
リュート二重奏曲 ト長調

10. Lute Duet in G major

Georg Philipp Telemann (1681-1767)
ポ-ランド風パルティータ 変ロ長調 TWV 39:1 (抜粋)
Partie polonoise in B flat major, TWV 39:1 (excerpts)

11. II. Harlequinade
12. III. Le Ris
13. V. Combattants

【解説】
佐藤美紀さんのデビュー盤。冒頭のヴァイスの組曲は佐藤豊彦氏自身の編曲です。ブックレットは全て英語と日本語が併記されています。解説文も佐藤豊彦氏の執筆によるものです。日本向けが「Nostalgia」、海外向けが「CARPE DIEM」のダブル・レーベルで、CARPE DIEMの紹介ページでは、試聴やDL販売もできます。

ダーヴィッド・ヴァン・オーイエン氏による感想がありますので、ご紹介します。

二十年前、王立音楽院でリュートを専攻していた私には、豊彦氏のレッスンがキャンセルされたある日、その週の心なしか興奮気味でそわそわした豊彦氏の態度の原因が、今このCD で一緒にリュートを弾く美しいお嬢さんにあったとは、全然思いもよらなかった。それ以来私は、私の結婚式で孫を欲しがらない私の母の心をころりと変えさせた愛らしい幼年時代から聡明で美しい女性に至るまで、美紀さんの成長ぶりを眺めてきた。母が歌手、父がリュート奏者となれば音楽家への道は約束されたようなものだが、このCD での明瞭な音と優れた間の取り方からすると、そのデビューが名前だけによるものでない事は明らかである。第1 曲目、シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス作曲「組曲ニ短調」は、独奏曲ではなく第2 リュートの楽譜が消失されたに違いないとする豊彦氏により、第2 パートが加筆された。演奏を聴くと、なるほどと納得させられる。次に、コリニャーニというあまり馴染みのない作曲家による「協奏曲ロ長調」が演奏される。原曲の低音は、両方のリュートで弾かれている。コリニャーニはリュートを弾かなかったらしく、曲は優れているが、音域は必ずしもリュートに最適であるとは言い難い。この点で、次の曲、ヴァイス作曲「二重奏曲ト長調」とは対照的である。これは、二つのパートが対等に分けられた逸品である。最後に、ゲオルク・フィリップ・テレマン作曲「ポーランド組曲」から三つの楽章が演奏される。良い音楽ではあるが、もとはガンバのために作曲されたらしく、これもまた音域は低すぎる。リュートには全てガット弦が使用された。バロックリュート二重奏曲の低音は、往々にして両方のパートに重複して現れるので、これはとても重要だ。解説書で豊彦氏は次のように説明している。「ナイロンの芯に金属を巻いた低音弦で弾くと音がいつまでも消えないので、1 台のバロックリュートでも速い曲では蜂の巣をつついたような結果になる。2 台では、それがさらに極端になる。」幸いなことに、ここではうなりの猛攻撃にあうこともなく、ドイツの若い録音技師ヨーナス・ニーデルシュタットが美しく録音した、ガットの明瞭な高音と温かい低音を楽しむことが出来る。この録音は「歩み」という題からすれば、二人の音楽家の人生における一歩、あるいは父から娘への経験や知識や夢を伝える一歩、また美紀さんの音楽人生の第一歩など、色々な解釈ができるだろう。最後の解釈でいくなら、今後さらに幾多の歩みが続くことを期待したい。

 

CD発売記念コンサートのチラシへのリンク
http://classicnews.jp/c-news/image/2009/08/s090829.pdf