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2016年1月29日 リュートお稽古

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・装飾はおまけ。力を入れずにさりげなく弾こう。装飾する前の曲が大切。
・特にテンポの遅い曲は繰り返しに装飾を入れた方がよい。
・プレストのような速い曲は、上の旋律が途切れないように弾くと綺麗。
・セーハを使うと旋律が途切れる場合がある。運指を考えよう。

・ゴーティエやデュフォーよりサン=リュックの方が難しい。
・サン=リュックは明るい曲が多いが、中には高音をあまり使わない地味な素晴らしい曲がある。
・サン=リュックがトンボーを捧げた、ウィーンのカストラートFrançois Ginterのリュート曲には素晴らしいものがある。

2017年1月14日 リュートお稽古

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・深呼吸(呼吸法)を行ってから練習を始めましょう。
・凝ったり痛くなったところを庇って弾いていると、さらに力が入って逆効果です。一度立って深呼吸しましょう。
・「凝ったら座ったままストレッチしたりしているのですが…。」「ダメです。立たなきゃ深い呼吸はできません。」
・力を入れてストレッチしてはダメです。深く吸って深く吐きながら伸ばせば自然と伸びます。
・手を下げながら吐くと、横隔膜の下から(腹式呼吸で)吐けます。足の裏から吸って吐くイメージ。
・リュートを弾くことは(PC仕事でも)前に集中します。逆さの方向へ体を動かし(反らして)バランスを取りましょう。
・凝りや痛みはその部位だけで起こるわけではありません。全身の面倒を見て、とにかくリラックスです。

・可能な限り左手を動かさなくていい運指を心がけましょう。それもリラックスのためには大切なことです。
・中指は親指と相対しているため残して押弦すると安定します。
・ポジションが飛ぶ場合は左手の形はそのまま。弦を触りながら滑らせると間違えません。
・繰り返しの際に装飾をするなら、左手の形は繰り返し前と同じにしましょう。特別なことはしない。
・やりすぎない。ゆったりとした箇所を設ける。
・あくまで同じ曲です。違う曲になっちゃったら、それは装飾ではなく作曲。
・リズムを崩さない。あるものを使う。間の音階をつないだり、和音を分けたり。単純なことです。
・付点のないサラバンドは少し速めに。遅いメヌエットのようなつもりで。

・現存するオリジナルのリュートは表面板が真っ直ぐだが、少し凹ませて製作したものが収縮して真っ直ぐになったと考えられる。
・「オリジナル通りに製作することイコール歴史的楽器ではないということですか?」「そういうことです。当時の製作状況がどうであったか調べないと。」

【禅茶】
・袱紗扱いは腰の高さで。
・炉の角に向かって座る。右膝は釜の下端くらい。そうすると前のスペースも余裕がある。
・お茶を点てる際、はじめの茶筅の振り幅は長く、勢いも激しく、後半は振り幅を短くゆったりと。点てている時間が短い方が良い。
・襖を閉める際、右足を軽く掛けたら、左足を踵を支点に90度回す、右足も踵を支点に90度回す。いずれも踵は動かさない。