佐藤豊彦

2017年4月15日(土) 倉敷 佐藤豊彦 象牙のバロックリュートによるドイツのバロック音楽

【日時】2016年4月15日(土) 19:00開演 ※要予約
【会場】倉敷アイビースクエア 岡山県倉敷市本町7-2
【入場料】前売り3,500円(1ドリンク付き)
【お問い合わせ・チケット購入】倉敷アイビースクエア
【曲目】
E.ロイスナー 組曲g-minor
S.L.ヴァイス 2つのシャコンヌ
J.S.バッハ 組曲C-majorよりプレリュードとメヌエット(無伴奏チェロ組曲第1番BWV1007)

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佐藤豊彦自作品CD


「幽玄」 2015年10月録音

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【レーベル・型番】
Nostalgia Nostalgia-1503 CARPE DIEM CD-16311

【使用リュート】
リチャード・バーグ製作8コース・ルネサンス・リュート(ヴェネーレ・モデル)

【収録曲】
佐藤豊彦:ねんね ころいち(奈良地方の子守唄)
ずいずいずっころばし(東京地方のわらべうた)
ねんにゃこ コロチャコ(秋田地方の子守唄/器楽曲)
せんどのやんま(山形地方の子守唄)
もし音楽と甘美なる詩が一つのものであるならば…(シェイクスピア~情熱の巡礼者)
うつろい節(器楽曲)
わたしの愛も愛人もことごとく(シェイクスピア~ソネット40番)
赤とバイ(長崎の正月唄)
古代舞曲によるロンド風変奏曲(リュート・ソロ)
蕗の曲(古謡)
あんたがたどこさ(熊本地方のわらべうた)
君を夏の一日に譬えようか(シェイクスピア~ソネット18番)
コキリコ節(富山地方の神楽踊)
ようかい(種子島古調)
コチャエ節(江戸民謡)
漂(ただよい)(リュート・ソロ)

山田千代美(ソプラノ)
ワルター・ファン・ハウヴェ(リコーダー)
佐藤豊彦(リュート)

【解説】
ブックレットは佐藤豊彦氏の執筆による日本語の解説文が掲載されています。日本向けが「Nostalgia」、海外向けが「CARPE DIEM」のダブル・レーベルで、CARPE DIEMの紹介ページでは、DL販売、試聴もできます。

<東京エムプラスによる紹介文>
リュート界の第一人者であり日本が誇る世界的巨匠、佐藤豊彦。エザイアス・ロイスナーのリュート音楽(Nostalgia 1501)で新たな境地に達した佐藤豊彦の新録音は、日本の古謡や能楽、わらべ歌、或いは子守唄などを題材に、西洋のものとしては主にシェイクスピアのテキストが使われた、佐藤豊彦自身の作品集。編成は、佐藤豊彦が主宰するアンサンブル「アルバ・ムジカ・きょう」に中核メンバーとして参加した古楽声楽のスペシャリスト山田千代美と、「リトル・コンソート」などで共演してきたリコーダーの世界的名手、ワルター・ファン・ハウヴェを加えた小編成のアンサンブル。リュート・ソロ、歌とリュート、リコーダーとリュート、歌とリコーダーとリュートという4つの異なる組み合わせで、「幽玄」をテーマに東洋と西洋の混合を表現します。


「佐藤豊彦の世界~自作品集2」 1991年8月録音

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【レーベル・型番】
Channel Classics CCS4692(輸入盤) NCS396(国内仕様盤)

【収録曲】
1. 蕗の曲
2. エレジー風即興曲(蕗の曲の主題による)
3. 戯唄(たわむれうた)~金毘羅船々/通りゃんせ/てんてん手毬
4. a-l-i-c-e(アリス)
5. 甘美なるかな,死すべき運命の克服は
6. ロッケディ
7. 何と苦楽なるかな音楽とは
8. ヴァイスに捧ぐ

【解説】
ブックレットの解説文は佐藤豊彦氏の執筆によるものです。ブックレットそのものに解説も曲目も日本語で記載されているため、国内仕様盤といっても、長帯以外は輸入盤と変わりません。

 


「ローランへの巡礼~佐藤豊彦の世界」  1991年5月録音

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【レーベル・型番】
Channel Classics CCS3291(輸入盤) NCS274(国内仕様盤)

【収録曲】
1. 「ローランへの巡礼」
2. 2台のリコーダー、ルネサンス・リュート、テナーガンバのための組曲「小話」
3. 4つの子守歌

【解説】
ブックレットの解説文は佐藤豊彦氏の執筆によるものです。ブックレットそのものに解説も曲目も日本語で記載されているため、国内仕様盤といっても、長帯以外は輸入盤と変わりません。

 

 

佐藤豊彦氏所有楽器 オリジナル・リュート「グライフ」について

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リュートの銘器「グライフ」

ドイツのニュルンベルクとミュンヘンの間にあるインゴルシュタットは1472年から1799年まで宗教と芸術の町として栄えた。フュッセン出身のリュート製作の大家ローレンツ・グライフは1593年頃にインゴルシュタットへ来て工房を開き、途中で幾ばくかの空白はあったが、1631年に家具製造家に工房を譲るまでの約40年の間この町に於けるリュート製作を取り仕切った。

イギリスの外交官トーマス・ホービイ卿が1548年の真夏にドイツのシュトラスブルク(現在フランスのストラスブール)からアウグスブルクを経て、さらにフュッセンを通ってイタリアのヴェネツィアへ旅した。その時の記録に「ここ(フュッセン)では最高の完成度でリュートが製作され、ヴェネツィアやその他の町へ送られている。」と書かれている。つまり、フュッセンでは町をあげて各家庭でリュートが製作され、ヨーロッパ中の都市に出回っている高名なリュート製作家のもとへ送られたのである。でなければ、16世紀のボローニャでリュート製作の巨匠として高名であったラウクス(ルカス)・マーラーが亡くなった時「工房に500台以上ものリュートが掛かっていた。」という話は嘘になる。一生掛かっても1人で500台のリュートを作ることは難しい。それも残りだというのであるから、その数倍もの数を作ったことになる。

この楽器は、恐らく1610年に、ローレンツ・グライフ(Lorenz Greiff)によって10コースのルネッサンス式調弦を持つリュートとして作られた。ボディーの内側には[Laurentius Greiff me fecit Ingolstadij, Anno xxxx]と印刷されたラベルが貼られている。つまり「この私ラウレンティウス・グライフによってインゴルシュタットでxxxx年に作られた」という意味である。ラウレンティウスはローレンツのラテン語読みである。実はxxxx年というのははっきりとは読めないが、修復のため楽器が開けられた際、ラベルを虫眼鏡で詳細に調べたところ、先ず16xxと読める。次に3つ目の数字は上部が尖っている数字であることが読み取れるので、1か4である。そして最後の数字は上部と下部が丸い、つまり0、3,6、8のいずれかである。そして中央部が空白である。つまり0である可能性が高い。と言う所から1610年が割り出された。もう1つの理由は、1612年にはヨハン・フィヒトルト(Jonann Fichtold)がグライフの代役としてフュッセンから招応され、グライフは一旦故郷フュッセンへ戻っている。その後グライフがいつインゴルシュタットへ戻ったかは明らかでない。つまり、1613年から1618年の間はインゴルシュタットに居なかった可能性が高い。

グライフのボディーの内側にはもう1つの手書きのラベルがある。何が書かれているかは読み取れないが、最後の1673年ははっきり読める。その年に、恐らく同じインゴルシタットで11コースの通称フランス式バロックリュートに作り替えられた。それを行ったのは、1660年頃フュッセンからインゴルシュタットへ移住したリュート製作家ヨハン・コルプ(Johann Kolb)であろう。とすれば、そのラベルはヨハン・コルプの書いたものである。その状態で1990年まで南ドイツの或る貴族の館に保存されていた。1990年に小生の手に渡った後、オランダのリュート製作家ニコー・ファン・デア・ヴァールスによって4年間掛かって修復された。弦も歴史的なガット弦を使用することによって、400年を経た今その夢のような美しい音色が再現されたのである。

このリュートによる録音にはChannel Classicsレーベルから「自由奔放な様式(Style brise)」(ゴーティエ、デュフォ、ガロなどのフランス音楽)、Nostalgiaレーベルから「華麗なる様式」(ヴァイヒェンベルガーの音楽)、「リュートの飾り棚」(ルサージュ・デ・リシェーの音楽)、「カンタービレ様式の至芸」(ラウフェンシュタイナーの音楽)がある。2013年春にはドイツのCarpe Diemと日本のNostalgiaのダブル・レーベルで「ロベール・ド・ヴィゼーのリュート音楽」がリリースされる予定である。

 佐藤豊彦氏 著

 

※2016年10月管理人追記

2012年に、上記のオリジナル・リュート「グライフ」に関する解説を佐藤豊彦氏に執筆して頂きました。その後、2012年に「グライフ」は、アルゼンチン人のリュート製作家セバスチャン・ヌニェスSebastián Núñezによって再修復されています。その際に、ラベルの解読にも成功し、製作年代は1611年と判明しました。さらに、2013年以降にも佐藤氏は「グライフ」による録音を次々と発表しています。2013年発売の『ロベール・ド・ヴィゼーのリュート音楽』、2015年発売の『名器「グライフ」によるバッハとヴァイスの音楽』、2016年発売の『エザイアス・ロイスナーのリュート音楽』、いずれも総ガット弦による演奏です。詳細は当サイトの「佐藤豊彦氏リュートソロCD」の項をご覧ください。

また、古楽情報誌「アントレ」の1997年3月号 No.086に、佐藤氏の文章で、「グライフ」の入手から、ニコー・ファン・デア・ヴァールスによる修復、最初の録音『自由奔放な様式(Style brise)』に至る経緯が掲載されています。バックナンバーとして、下記公式サイトから入手できるようです。
http://www.auditus.jp/entry/e1997.html

オリジナルのリュートがたいへん貴重であることは言うまでもありませんが、この「グライフ」はその上、「表面板が1611年当時のもの」「1673年に11コースに作り替えられたのち、後世の改造が無い」「杢目の詰まった表面板やイチイの裏板など、最高の木材が使用されている」等を兼ね備えた、厳密な意味でも歴史的と言える銘器です。これからも佐藤氏とともに末永く、その古雅な音色を響かせてくれることを願っています。

 

2016年11月20日 Lute & Early Guitar Society of Japan 佐藤豊彦リュートセミナー(福岡)

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リュート&アーリーギターソサエティ・ジャパン 第50回 リュートセミナー

<佐藤豊彦氏による公開レッスンと櫻田亨氏によるリュート・コンソート>

【日時】
2016年11月20日(日) 
10:00~10:50 佐藤豊彦氏による公開レッスン 1組目
10:50~11:40 佐藤豊彦氏による公開レッスン 2組目
11:40~12:30 佐藤豊彦氏による公開レッスン 3組目
(12:30~13:30 昼食休憩)
13:30~17:00(休憩を挟みながら)櫻田亨氏によるリュート・コンソート指導
17:00~17:30 受講生コンサート
18:00~ 懇親会
 
【場所】
「Coffee House ekubo」福岡県うきは市吉井町212
http://ww4.et.tiki.ne.jp/~ekubo001/

※LGS会員の堀江一彦さんのお店で、ご厚意で使用させて頂きます。
JR久大本線(ゆふ高原線)筑後吉井駅の目の前です。
お店の前の駐車場のほか、お隣の田村歯科クリニック、吉井駅の駐車場にも停めることができます。

【受講料】
・佐藤豊彦氏による公開レッスン 1組 会員12,000円 会員外14,000円

・櫻田亨氏によるリュート・コンソート 1人 会員5,000円 会員外7,000円
(佐藤豊彦氏の公開レッスンを受講後、さらにリュート・コンソートも参加の場合は 2,500円)

・聴講のみ 会員1,000円 会員外 3,000円

・懇親会参加費はお店で実費精算予定

 
※リュート・コンソートは、ピッチがa=415Hzで、「Fortune my foe」等のルネサンス時代のアンサンブル音楽を予定しています。ルネサンスリュートはもちろん、バロックリュートやアーチリュート、テオルボ等でもご参加いただけます。a=440Hzの楽器をお使いの方は、当日半音下げて調弦していただくことになります。

 

【申込方法】
下記の「お申し込みフォーム」にてお申込みください

 

 

2016年11月3日 Lute & Early Guitar Society of Japan 佐藤豊彦リュートセミナー(神奈川)

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リュート&アーリーギターソサエティ・ジャパン 佐藤豊彦リュートセミナー

 

【日時】
2016年11月3日(祝)
11:15~12:00 藤沢校生よるギター合奏 ヘンデル作品6-12第1楽章
12:00~13;00 昼食
13:00~13:30 佐藤豊彦レクチャー(バロックリュート演奏とお話)
13:45~14:30 田口尋夢(ギター) スカルラッティソナタ イ長調K322 & ヴァイス ロジー伯のトンボ
14:30~15:15 岩木俊宏   バッハのチェロ組曲第3番
15:15~15:45 休憩
15:45~16:30 高橋結実子(歌)&田口洋美(ギター)シューベルトのセレナーデ 他
16:30~17:15 近藤絹代 (リュート&歌)ダウランドの蛙のガリアルド ああ、私のバカな人生 他
17:15~18:15 金庸太(ギター)バッハのヴァイオリンパルティータ第2番
 
【場所】
国際新堀芸術学院 本館
神奈川県藤沢市 藤沢143-13
【受講料】
・聴講 会員 2,000円 会員外 2,000円
【お問い合わせ・お申込み先】
新堀芸術学院
http://www.niibori-music.com/