2017年12月17日 リュートお稽古

・同じ音型を2度繰り返す場合は、やはり強弱にした方がいいでしょう。
・クーラントかコレンテか分からない場合がありますね。コレンテとして速く弾くのに支障がある箇所があるので、これはフレンチのクーラントでしょう。ゆっくりとイネガルを使って弾くと面白いです。
・とにかく、フレーズの初めから終わりまでは、きちんと続けて弾いてください。和音は付いてこさせます。
・メヌエットが2つある場合は、だいたい1つ目は速く、2つ目は遅くなります。2つ目はサラバンドのような気持ちでゆったりと弾き、繰り返し後は装飾等の変化を付けるといいです。
・「タブラチュアを弾いている際にドレミを意識できていません。」「それは良くないですね。」「『50 Standards』をとりあえずリュートで弾いてみるのは?」「それは有効ですね。あとは既に弾ける曲をドレミで歌ってみるのもいいです。私の若い頃はタブラチュアが少なく、五線譜やギター譜から弾いたので、タブラチュアをドレミで歌えます。(古い出版譜を取り出し)このようにリュート曲ながら五線譜だけの出版も多かったのです。」
・「シャコンヌでもやりますか?サン=リュックのシャコンヌはフレンチよりは弾きやすいでしょう。技術的に面倒な箇所はありますが。」「是非お願います。」「実はオリジナルのタブラチュアは失われているんですよ。ウィーンの古い作曲家のものを集めた戦前の出版譜があります。そこにあるコンチェルトの五線譜の形でしか残っていません。」「それではこれは先生がタブラチュア化されたものですか?」「そうです。タブラチュアも戦前まではあったのでしょうけど。」
・「今はムートンの資料にある技法を練習しています。低音弦を1本弾いたら止めて、次の拍にオクターブ弦を1本弾く。つまり低音弦を弾き分けるんですね。これが結構難しいんですよ。つい両方弾いちゃうから。」「先生、まだ新しい歴史的な奏法を練習されてるんですね…。」

・「これは新しい楽器ですか?」「この楽器はソサエティのレンタル用にと、さる方から譲り受けたものです。80年代前半の恐らくイギリス製でしょう。ラベルは判読できません。表面板が薄く作られたために、今ではブリッジ付近で落ち込みすぎてロゼッタ付近で盛り上がりすぎ演奏できる状態ではありません。その時代は世界的に表面板もリブもオリジナルの半分程度に薄く軽く作るのが流行しました。有名だったのはステファン・マーフィー等ですが、ニコーもゲーストもその頃は薄く作りました。それらが現在では大半がダメになっています。」「作りは美しいんですね。」「そうです。その時代の楽器は現在よりもたいへん丁寧に作られている場合が多いですね。この楽器もバーで補強すれば使えますよ。」

・「グライフの調子はいかがですか?」「とても良いですよ。先月のレコーディングの際に、ニスなしのガットを1,2コースに張ってから非常に良い状態です。裸ガットはたいへん細かいニュアンスまで表現でき、素晴らしい結果になりました。イギリス人のニコラス・バルドックの弦(カテドラル)です。彼のは高価ですが品質は最高です。ただし、3日間で4本使いました。」

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2018年1月20日 名古屋 レクチャー&コンサート 「リュートの悦楽」

【日時】2018年1月20日 13:00開演
【会場】スタジオ・フィオリーレ 名古屋市中村区鳥居西通1-51
【入場料】
一般前売 3,000円
一般当日 3,500円
賛助会員 2,500円(前売、当日共)
公開レッスン聴講 2,500円(要予約)
フリーパス 4,500円(期間中の入退場自由券)

【お問い合わせ等】東海バロックプロジェクト
https://www.tokai-baroque-project.com/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88/%E4%B8%BB%E5%82%AC-%E5%85%B1%E5%82%AC%E5%85%AC%E6%BC%94/2018-01-20-%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC-%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88/

2017年11月4日 東京 2017弦楽器フェア 佐藤豊彦氏試奏出演

2017弦楽器フェア特設サイト http://jsima.jp/fairinfo/fair2017/fairinfojp2017.html

【日時】2017年11月4日
【会場】科学技術館 東京都千代田区北の丸公園2-1
【入場料】1,000円(弦楽器フェアへの入場料のみ)
【お問い合わせ等】日本弦楽器製作者協会

※佐藤豊彦氏は出展の日本人製作家の楽器を試奏予定

2017年10月9日 Lute & Early Guitar Society of Japan 佐藤豊彦リュートセミナー(福岡)

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リュート&アーリーギターソサエティ・ジャパン 第53回 リュートセミナー

<佐藤豊彦氏による公開レッスンと櫻田亨氏によるリュート・コンソート>

【日時】
2017年10月9日(月祝) 
10:00~10:50 佐藤豊彦氏による公開レッスン 1組目
10:50~11:40 佐藤豊彦氏による公開レッスン 2組目
11:40~12:30 佐藤豊彦氏による公開レッスン 3組目
(12:30~13:30 昼食休憩)
13:30~17:00(休憩を挟みながら)櫻田亨氏によるリュート・コンソート指導
17:00~17:30 受講生コンサート
18:00~ 懇親会
 
【場所】
「Coffee House ekubo」福岡県うきは市吉井町212
http://ww4.et.tiki.ne.jp/~ekubo001/
※LGS会員の堀江一彦さんのお店で、ご厚意で使用させて頂きます。
JR久大本線(ゆふ高原線)筑後吉井駅の目の前です。
お店の前の駐車場のほか、お隣の田村歯科クリニック、吉井駅の駐車場にも停めることができます。

 

【受講料】
・佐藤豊彦氏による公開レッスン 1組 会員12,000円 会員外14,000円

・櫻田亨氏によるリュート・コンソート 1人 会員5,000円 会員外7,000円
(佐藤豊彦氏の公開レッスンを受講後、さらにリュート・コンソートも参加の場合は 2,500円)

・聴講のみ 会員1,000円 会員外 3,000円

・懇親会参加費はお店で実費精算予定

 
※リュート・コンソートは、「The Frog Gailliard」等のルネサンス時代のアンサンブル音楽を予定しています。ルネサンスリュートはもちろん、バロックリュートやアーチリュート、テオルボの他、歌、リコーダー、ヴィオール、ルネサンス&バロックギター、19世紀ギター等でも参加いただけますが、選曲と編曲の都合上、使用楽器は早めにお知らせ下さい。ピッチはa=415Hzの予定で、a=440Hzの楽器をお使いの方は、当日半音下げて調弦していただくことになります。

 

【申込方法】
下記の「お申し込みフォーム」にてお申込みください

 

2017年6月24日 リュートお稽古

・「この低音、オリジナルからオクターブ下げて弾いていましたが、やはりオリジナル通りが良さそうですね。」
・「ここは低音が2オクターブも飛んでいますね。これがリュートです。鍵盤楽器では絶対にありえませんね。」
・「ローポジションで弾けるのに、わざわざハイポジションで弾いています、次のフレーズと差を付けたかったのでしょう。これもリュートならではです。」
・「このサラバンド付点のリズムを絶え間なく刻むつもりで弾いた方がいいでしょう。細かい表情にこだわり過ぎない。」
・「このメヌエットの前打音。次の拍(2拍目)の低音と同時に指を放してみては?」「面白いですね。難しいですが。」「慣れれば簡単です。」
・「このジーグは付点がちょこちょこ入っていますの、そこまで早いテンポではありません。古いフランス風のカナリーとジーグを混ぜたんでしょう。」
・「速く2回弾くより、ゆっくりと1回弾いて、練習してください。」

 

【禅茶】
・洗い茶巾の仕込みは、耳が茶碗から少し出るように。
・蓋置に茶巾を置く際は、耳がしっかり出て開いているとよい。白い兎が飾られていて、客が涼しく感じるように。
・茶巾を絞る際は指先だけを使ってください。
・柄杓から湯や水を注ぐ際は、ぞんざいにせず、丁寧に一定量を注ぐつもりで。
・全ての所作が早すぎます。ゆっくりと稽古してください。