佐藤豊彦氏お弟子さんのCD ライナー・ヴァルデック Rainer Waldeck

ライナー・ヴァルデック Rainer Waldeck


Rainer Waldeck「Neue Lautenstucke」2007年録音

s-waldeck_laute s-IMG3_0004

【レーベル・型番】
Rainer Waldeck 2008

【使用楽器】
スティーヴン・マーフィ1980 年製作11 コース・バロック・リュート(総ガット弦)

【収録曲】
ヨハン・ゴットフリート・コンラディ(18世紀):
新リュート曲集(1724)から 組曲ニ短調/組曲ハ長調
ヨハン・テオドール・ヘロルト(1660頃-1720):
ハルモニア・クアドリパルティータ(1703)から パルティータ第2番ト短調
ヨハン・ゴットフリート・コンラディ:新リュート曲集 から 組曲イ長調

【解説】
佐藤豊彦氏によるCD評がありますので、ご紹介します。『ライナー・ヴァルデックによるバロックリュートのCD が発売された。タイトルが「新しいリュート作品」であるが、現代音楽ではない。これはヨハン・ゴットフリート・コンラディ(Johann Gottfried Conradi) が1724 年にフランクフルト・アン・デア・オーダー(Frankfurt a.d. Oder) で出版した曲集のタイトルである。僅か13 曲(ラ長調組曲のメヌエットI & II を別々に数えるなら14 曲) からなる曲集なので、時間的にも30 分くらいにしかならず、これだけではCD1 枚分としては足りない。ライナー・ヴァルデックはCD の半分にヨハン・テオドール・へロルド(Johann Theodor Herold) の作品を演奏している。これはマインツ(Mainz) で1703 年に出版されたものである。コンラディの20 年前ではあるが、出版された場所はお互いに近い。コンラディ自身については残念ながらほとんど記録が残っていない。かつてこの曲集の数曲がオイゲン・ドンボワ(EugenDombois) とミヒャエル・シェファー(Michael Sch¨affer) によってLP に録音されたことがあるが、全曲録音されたのはこれが初めてである。へロルドはマインツの宮廷楽長でもあったが、彼のリュート曲が録音されるのも恐らくこれが初めてであろう。いずれも11 コースのバロックリュートのために書かれているが、作風は大きく異なる。ライナー・ヴァルデックはスティーヴン・マーフィ(Stephen Murphy) が1980 年にオーストラリアのシドニーで作った11 コースのリュートにガムートのガット弦(但し第1 弦はカテドラル) を使用して、生き生きとした演奏を聴かせる。フランクフルト・アン・デア・オーダーの美しい城がCDカヴァーであるのも、すがすがしい気分を与えてくれる。いろいろな意味で貴重なCD である。』

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中