佐藤豊彦氏お弟子さんのCD ミヒル・ニッセン Michiel Niessen

ミヒル・ニッセン Michiel Niessen


Michiel Niessen & David van Ooijen「Un’altra canzone」2004年録音

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【レーベル・型番】
Turtle Records TRSA0028 SACD

【使用楽器】
Michiel Niessen
– 10-course in g by Richard Berg, Ottawa, 1983
– 8-course in a by Stephen Barber, London, 1986
– 8-course in d by Stephen Barber, London, 1986

David van Ooijen
– 8-course in g by Nico van der Waals, Oud-Karspel, 1986
– 6-course in a by Stephen Barber, London, 1998
– 10-course in d by Stephen Barber, London, 1998

【収録曲】

01) Canzon Francese Allermifault, di Adriano,Per suonar a due Liutti.
02) Liquide Perle di Luca Marenzio a 5.Contraponto sopra l’isteso madrigale
03) A duoi liutti vnisoni, un’altra Canzone del medesimo a 4.[Claudio da Correggio]
04) Vestiva i colli. prima parte. a 5.Del Palestina per suonar a duoi liutti, & solo
05) Cosi le chiome mie.Seconda parte a duoi liutti
06) S’ogni mio ben a 6, Del Striggio per suonar solo& a duoi liutti & in concerto.
07) S’ogni mio ben, Vn’altra contraponto sopra l’istesso a l’unisono
08) Susanne un Iour. Canzon Francese a 5.Di Orlando Lasso. a la quarta per suonar solo & a duoi liutti
09) Anchor ch’io possa dire a 6.Del Striggio per suonar solo & a duoi liutti
10) Petit Iaquet. Canzon Francese a 4.Di Claudio da Correggio per suonar solo, & a duoi liutti
11) A duoi Liutti vnisoni, Canzon di Claudio da Correggio a 4
12) Non mi toglia il be mio di Marc’ Antonio Ingigneri a 4

【解説】
ダーヴィッド氏とミヒル氏のデュオのCDです。お二人とも佐藤豊彦氏のお弟子さんで、ミヒル氏は佐藤豊彦氏と共演したCDもあります。ダーヴィッド氏は全ての音楽活動を総ガット弦で行われています。逆にミヒル氏は主に合成繊維の弦を使用されています。このCDでも、両者そのようなセッティングとのことです。
また、佐藤豊彦氏によるCD評もありますので、ご紹介します。『ダーヴィッド・ヴァン・オーイェンとミヒル・ニーセンの演奏による二重奏のCDである。これはスーパーソニックの超絶技巧を聴かせるCDでもある。ジョヴァンニ・アントニオ・テルツィが1593 年と1599 年にヴェネツィアで出版した曲集から、ディミヌーション(テルツィは「パッサッジ」と呼んでいる)付の二重奏曲が選ばれた。これらの曲は非常に高度なテクニックを要求されるので、今までほとんど録音されていない。分かりやすく言うと、多声からなる声楽曲のインタブレーション・パートを一人が受け持ち、もう一人はその周りを上下左右といった感じで装飾して走り回る(テルツィの言う「パッサッジ」する)作品である。かつてハーグ王立音楽院の優等生であった、主に「パッサッジ」パートを受け持っている、ミヒル・ニーセンの演奏はただ単に目が眩むほど速いだけでなく、音楽的にも楽しませてくれる。その情熱的な、やや激しいタイミングの演奏にダーヴィッド・ヴァン・オーイェンの落ち着いた共演がマッチしているのは興味深い。トラック7と9はダーヴィッド・ヴァン・オーイェンが「パッサッジ」を弾いていて、よく聴くとガット弦の暖かさがあるのが分かる。特にトラック9はすべての曲の中で最もリラックスした素晴らしい演奏であると言える。細かいことを言うと、ガット弦を使い始めたばかりの頃の録音である為か、まだガット弦の良さが充分に生かされているとは言い難い。とは言え、ミヒル・ニーセンのカーボン弦に爪を使った音が時折耳障りであるのは、ダーヴィッド・ヴァン・オーイェンのガット弦から出る心地よい音と比較されてしまうからかもしれない。これらの速い曲の間に対照的なゆったりとした(ソロの?)曲が1つ2つあったら、さらに素晴らしいCDになっただろうと思われる。ともあれ快挙であることは疑いない。』

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