佐藤豊彦氏お弟子さんのCD ダーヴィッド・ヴァン・オーイエン David van Ooijen

ダーヴィッド・ヴァン・オーイエン David van Ooijen 公式サイト


山田千代美 & David van Ooijen「東雲のうた Dawn to the West」2001年録音

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【レーベル・型番】
Nostalgia Nostalgia-0201

【使用楽器】
1829年パノルモ製作オリジナル・ギター(ナイルガット弦)(佐藤豊彦氏所蔵)

【収録曲】

1.蕗の曲 Fuki no Kyoku
2.さくら Sakura
3.黒田節 Kurodabushi
4.来るか来るか Kuruka Kuruka
5.沖の鴎に Oki no Kamome ni
6.箱根八里 Hakone Hachiri
7.中国地方の子守唄 Ch?goku-Chih? no Komori-Uta
8.五木の子守唄 Itsuki no Komori-Uta
9.荒城の月 K?j? no Tsuki
10.待ちぼうけ Machib?ke
11.からたちの花 Karatachi no Hana
12.ペチカ Pechika
13.曼珠沙華 Higambana
14.かやの木山 の Kayanokiyama no
15.赤とんぼ Akatombo
16.信田の藪 Shinoda no Yabu
17.河原菜種 Kawara Natane
18.叱られて Shikararete
19.花嫁人形 Hanayome Ningy?
20.ちんちん千鳥 Chin Chin Chidori
21.浜辺の歌 Hamabe no Uta
22.あの子この子 Ano ko Kono ko
23.平城山 Narayama
24.お六娘 Oroku Musume

【解説】
記念すべき「のすたるじあ」レーベルの第一弾です。ダーヴィッド氏は現在、全ての音楽活動を総ガット弦で行われていますが、この録音ではまだ、ナイルガットを使われています。この録音についての詳細と同時出版されている楽譜の内容が(英語)がダーヴィッド氏の公式サイトの該当ページに掲載されています。
ダーヴィッド氏には、まだソロの録音はありませんが、アンサンブルの録音は多くあり、ソロ・トラックを含むものも多くあります。公式サイトのCDの項にまとめられています。また、youtubeでの活躍は特筆すべきものです。
LGS会報に掲載された佐藤豊彦氏による推薦文がありますので、ご紹介します。『山田千代美(ソプラノ) とダーヴィット・ヴァン・オーイエン(ギター) による、日本歌曲のCDを紹介します。山田が選曲したこれら24曲の歌は、昔からの伝統作品数曲を除き、大半が20 世紀初めに作曲された作品です。ご存知の通り、開国後から20 世紀初頭にかけては、西洋の文物が一気に押し寄せた時代であり、音楽では、特にドイツロマン派の影響が、色濃く見受けられます。このCDには、「さくら」「赤とんぼ」「荒城の月」など、お馴染みの曲も数多く入っていますが、今回の録音に際し、伴奏譜は、ピアノ伴奏から、ギター伴奏用に書き変えられました。伝統作品については、佐藤豊彦と、三味線奏者でもあるダーヴィット・ヴァン・オーイエンが、新しい伴奏を付けました。これらの作品が、歌詞の面でも音楽の面でも、非常に繊細なニュアンスに富んでいる事や、山田の純粋で軽快な声の特徴を考慮して、伴奏楽器としては、同じく軽妙で繊細な響きを持つ、オリジナルのパノルモギター(1829年作、佐藤豊彦所蔵) が、選ばれました。東洋と西洋の、音楽と音楽家の出会いが、ここに、「東雲の歌」’Dawn to the West ’として、結晶したのです。歌詞や曲の持つ雰囲気を大切に、美しく愛情深く演奏されており、西洋の古楽を演奏するに通じる、正統的な演奏姿勢で歌われたこれら日本歌曲は、聴く人の耳にまた新鮮に響く事と思います。解説書には、全ての歌詞が、日本語と英語で掲載されています。』

 


Michiel Niessen & David van Ooijen「Un’altra canzone」2004年録音

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【レーベル・型番】
Turtle Records TRSA0028 SACD

【使用楽器】
Michiel Niessen
– 10-course in g by Richard Berg, Ottawa, 1983
– 8-course in a by Stephen Barber, London, 1986
– 8-course in d by Stephen Barber, London, 1986

David van Ooijen
– 8-course in g by Nico van der Waals, Oud-Karspel, 1986
– 6-course in a by Stephen Barber, London, 1998
– 10-course in d by Stephen Barber, London, 1998

【収録曲】

01) Canzon Francese Allermifault, di Adriano,Per suonar a due Liutti.
02) Liquide Perle di Luca Marenzio a 5.Contraponto sopra l’isteso madrigale
03) A duoi liutti vnisoni, un’altra Canzone del medesimo a 4.[Claudio da Correggio]
04) Vestiva i colli. prima parte. a 5.Del Palestina per suonar a duoi liutti, & solo
05) Cosi le chiome mie.Seconda parte a duoi liutti
06) S’ogni mio ben a 6, Del Striggio per suonar solo& a duoi liutti & in concerto.
07) S’ogni mio ben, Vn’altra contraponto sopra l’istesso a l’unisono
08) Susanne un Iour. Canzon Francese a 5.Di Orlando Lasso. a la quarta per suonar solo & a duoi liutti
09) Anchor ch’io possa dire a 6.Del Striggio per suonar solo & a duoi liutti
10) Petit Iaquet. Canzon Francese a 4.Di Claudio da Correggio per suonar solo, & a duoi liutti
11) A duoi Liutti vnisoni, Canzon di Claudio da Correggio a 4
12) Non mi toglia il be mio di Marc’ Antonio Ingigneri a 4

【解説】
ダーヴィッド氏とミヒル氏のデュオのCDです。お二人とも佐藤豊彦氏のお弟子さんで、ミヒル氏は佐藤豊彦氏と共演したCDもあります。ダーヴィッド氏は全ての音楽活動を総ガット弦で行われています。逆にミヒル氏は主に合成繊維の弦を使用されています。このCDでも、両者そのようなセッティングとのことです。
また、佐藤豊彦氏によるCD評もありますので、ご紹介します。『ダーヴィッド・ヴァン・オーイェンとミヒル・ニーセンの演奏による二重奏のCDである。これはスーパーソニックの超絶技巧を聴かせるCDでもある。ジョヴァンニ・アントニオ・テルツィが1593 年と1599 年にヴェネツィアで出版した曲集から、ディミヌーション(テルツィは「パッサッジ」と呼んでいる)付の二重奏曲が選ばれた。これらの曲は非常に高度なテクニックを要求されるので、今までほとんど録音されていない。分かりやすく言うと、多声からなる声楽曲のインタブレーション・パートを一人が受け持ち、もう一人はその周りを上下左右といった感じで装飾して走り回る(テルツィの言う「パッサッジ」する)作品である。かつてハーグ王立音楽院の優等生であった、主に「パッサッジ」パートを受け持っている、ミヒル・ニーセンの演奏はただ単に目が眩むほど速いだけでなく、音楽的にも楽しませてくれる。その情熱的な、やや激しいタイミングの演奏にダーヴィッド・ヴァン・オーイェンの落ち着いた共演がマッチしているのは興味深い。トラック7と9はダーヴィッド・ヴァン・オーイェンが「パッサッジ」を弾いていて、よく聴くとガット弦の暖かさがあるのが分かる。特にトラック9はすべての曲の中で最もリラックスした素晴らしい演奏であると言える。細かいことを言うと、ガット弦を使い始めたばかりの頃の録音である為か、まだガット弦の良さが充分に生かされているとは言い難い。とは言え、ミヒル・ニーセンのカーボン弦に爪を使った音が時折耳障りであるのは、ダーヴィッド・ヴァン・オーイェンのガット弦から出る心地よい音と比較されてしまうからかもしれない。これらの速い曲の間に対照的なゆったりとした(ソロの?)曲が1つ2つあったら、さらに素晴らしいCDになっただろうと思われる。ともあれ快挙であることは疑いない。』

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