BWV997 パルティータ ハ短調

s-bwv997p1one4aa 997-2

【主要原典】
「C moll / Praeludium,Fuge,Sarabande / und Gigue / fürs Clavier, / Von J.S.Bach.」
J.F.アグリコラによる二段五線譜 ベルリン国立図書館プロイセン文化財部門蔵
1738-1741年成立(Bach Digital)

「Partita al Liuto Composta dal Sigre Bach」(Fantasía-Sarabande-Giga)
J.C.ヴァイラウフによるタブラチュア譜 ライプツィヒ市立図書館蔵 1720-1739年成立(Bach Digital)

【リュート作品である根拠】
J.C.ヴァイラウフによるタブラチュア譜の存在
(ただし、プレリュードをファンタジアという名に書き換え、フーガ、ドゥーブルは欠如)

【曲目】
Prelude
Fuga
Sarabande
Gigue
Double

【解説】
この曲の楽譜は10以上の筆者譜が伝わっていますが、J.C.ヴァイラウフによるタブラチュア譜以外は全て五線譜です。アグリコラによる筆者譜では「クラヴィーアのため」とはっきり書いてありますので、鍵盤楽器で演奏するのも当然と言えるでしょう。J.C.ヴァイラウフによるタブラチュア譜では13コースを要求し、低音弦をハ短調に合わせたうえ、6コースも半音下げる変則調弦を要求しています。また、ピッチの項でも書きましたが、ヴァイラウフの稿に依らず、現代のリュート奏者が高く移調して弾くことも歴史的解決法です。

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